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" If I Fell " The Beatles

youtu.be

(コンピューターミュージック)

 

" If I Fell "

ビートルズで2番目くらいに好きな曲かな。

 

で ビートルズ再現の第3曲目だ。
これまで長らく封印してきたビートルズも 2曲やっちゃうと もう『次...次...』だな。

 

さてと これは思いの外手こずったんだ。

♪ And I found that love was more ♪

イントロの最後で ジャラ~ンと転調する直前 原曲では〈 D 〉の部分のメロディだよ。
ここに意外や意外 手こずったんだよ。
昔 さんざん自分で歌ってたくせに いざデジタルで再現しようとしてみたら 音程が難しかった。

この部分のメロディと〈 D 〉のコードは 転調直前 転調を予感させる重要な要素なんだよね。『さッ いくよッ!』って軽く助走して "ジャラ~ン"と〈 Em〉に突入するんだ。

この
♪ And I found that love was more ♪ って繋ぎのメロディと〈 D 〉があるからこそ 直後の
Than just holding hands の〈 Em 〉がカッコよく響くわけだよね。

でも そういう風に聞こえないんだな どういうわけか。〈 Em 〉を予感させないんだよ。いちおうこれでいいことにはしたんだけど どうもしっくりこない。昔 どう歌ってたのかねえ。我ながらテキトーだったんだろうな。

 

それにしても 歌詞は陳腐だね。
ビートルズの歌詞なんて 気にしたこともなかったけど こうしてDTMで取り上げるとなってあらためて文字を拾ってみたら なんとまあ こんなだった!(どんなだった !?)

でもね 意味は陳腐なんだけど 歌詞は「音」でもあるからね。「発音」するんだから。つまり楽器と同じように「鳴ってる」んだ。しかもヴォーカルは 飛びっきり強力で魅力的な「楽器」だもんな。

She・・・! と強く吐き出す。
hurt・・・ と切なくうめく。

だから 昔は歌詞も「音」として聞いていたんだ。
(おそらく作ってる方もね)

 

" If I Fell "

ジョンとポールの甘く切ないハーモニーが美しく流れるこの曲 大好きだなあ。

ビートルズは初期の頃から いやもうデビュー前から すでに ただの勢いに任せたロックバンドじゃなかった。ジャズやスタンダードナンバーの要素も普段着として身に着けていたし ヒネリ具合とかオシャレ度とか  飛びぬけたセンスに裏打ちされた音楽をやっていたんだ。デヴューに際してはアイドル的な売られ方もしたわけだけど それだけじゃなかったんだよ。
表立った真髄はもちろんジョンとポール(とジョージ)の独特に響くハーモニー。それだって単に聞きなれた3度のハモリだけじゃないからこそ 強烈に惹かれるものがあったんだろう(今思えば)。それはつまり 底で支えるコードの付け方にも 只者ではないセンスがあったってわけだよね。
(ジョージマーティンの教養も多大に貢献していただろうけど)

メロディメイカーであり コーラスグループであり ライヴバンドであり...
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