キラGトーク

音楽/車/鉄道ジオラマ/犬

Tonight You Belong to Me

 

youtu.be

コンピューターミュージック

 

これはYouTubeにたくさん出てるね。アマチュアと思しきの人たちでも こぞって歌ってる。それがまたみんなウマいんだ。

この曲 リズミカルだし なんと言ってもハーモニーがたまらなく楽しいもんね。自分らでハモってみたくなるんだよ。
技術的にもこの下行進行する音型はハモりやすいうえに かっこよく聴こえる。

ただし大元はこういう感じではないよ。

1926年の歌だから古い。
最初にヒットさせたのはジーン・オースティンっていうソロシンガー。日本じゃ ナンシーシナトラが1963年に歌ったものがヒットした。「いちごの片思い」だって。
けど 二人ともソロだよね。特にジーンシモンズのは こう言っちゃなんだけど なよッとしたただの恋歌(失恋)だ。この歌の妙はやっぱりコーラスなんだよな。

まあ でもだからこそ多くのコーラスグループが取り上げてる。中でも一番有名なのは Patience & Prudenceかなあ。

Tonight You Belong to Me | Patience & Prudence | 輸入盤 ...

これは子どもの姉妹デュオなんだけど この子たち なんでこれだったんだ?
だって歌詞の内容がこれだよ? 
"わかってるわ あなたは誰か他の新しい人のもの。でも今夜だけはあたしのものよ"
なんてんだよ。
それをたどたどしい歌い方で小さい子が歌ってるんだ。二人のデヴュー曲らしいけど なんでこの曲だったんだろうな。

それにしてもこのデュオの名称。本名なのかね。
"The Patience & Prudence" って ヘンな名前だと思ったけど 実は両方とも「徳」を込めた良い名前らしいね。欧米にもこんな控えめな名づけ文化があるんだね。まあ日本ならさしずめ 「しのぶとしずか」ってな感じなのかな。
そういえば The Beatles に "Dear Prudence" って歌があった。関係ないけど。

小さい女の子で言えば 同じ女性コーラスグループのレノンシスターズ。この初期のヴァージョンでも小さい子が入って歌ってたね。アメリカの芸能界では そういう系譜でもあったのかもしれないね。シャーリーテンプルとかね。

Tonight You Belong to Me-The Lennon Sisters-KKBOX

 

【歌詞で気になる点

中ごろに
♪ Way down by the stream... ♪
って箇所がある。
でもここ Web上には違う歌詞が掲載されてる。

Way down...
Wait down...

まあ Way down だろうな。