最近の歌は ちょっと『いいな』と思っても 歌詞を見てみると違和感あるのが多い。『ありがとう』もマイナスポイントばかり目についたけど これもそのひとつだな。
これも曲が気に入ったから再現してみたんだけど 歌詞が気になるね。
それに曲の構成も なんか『あれッ?』だった。
【「愛を抱いて歩めと」
愛する心をもって生きてゆきなさい って意味なんだろうけど その場合は「抱いて」とは言わないよな。
【「あの時はまだ」
「あの頃」だよね。
いつも繰り返された教えだったんだから。「あの時」だと「ある一点」を指すことになっちゃう。
【「意味など知らない」
「知らなかった」んじゃなくて「わからなかった」んだろ。
【「一緒に歩んできた」
母に"連れられてきた""守られてきた"んだから受け身だろ。"共に歩んできた"という対等な表現はおかしい。
幼くて何もわからなかった頃も 思春期で不安いっぱいな時も いつも手を握って「だいじょうぶだよ」って励ましてくれたってことなんだから。
【「その優しさを時には嫌がり」
「嫌がった」んじゃなく「煩わしっかった」んだな。
それはそうと もうひとつ。
この歌詞には「母」はいるけど 「父」はいないんだね。
まあ 母子家庭は珍しくないし 父がいても存在感ない って親子関係もあるんだからいいんだけどね。でもちょいと引っかかった。
あまけで
曲の構成が『あれれッ?』だったよ。
のっけサビから入って Aに落ち着く。これはいい。
でもそのあと A Aと続いてBにいくのかと思いきや またまたAA。ちょっとズッコケるね。
この曲(歌声)は 素直な高音が素晴らしいんだね。しかもパンチが効いてる。
コード進行は王道のクリシェだけど 声質も歌い方もそして歌詞も とても純真で前向きな印象を受ける。そこがいいんだろうね。大ヒットしたのも頷けるよ。