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「ボーイハント」コニー・フランシス '61アメリカンポップス

youtu.be

コンピューターミュージック
(Cubase +Vocaloid

 

コニーフランシス 流行ったねェ。
(いや少なくとも日本ではね。というのも 今調べてみると 意外や英語圏ではそれほどのビッグヒットはなかったようなんだ。「日本独自のヒット曲」なんてのも何曲かあったらしいけど まったく知らなかったな)

私は特にファンというわけでもなかったが 当時小中学生の多感な年ごろで アメリカヨーロッパのポップスばかり聴いていた。だから歌もよく覚えてるし 主演?の映画を見た記憶もある(内容は全く覚えてないけど)  

コニーフランシスってのは ナゼか彼女自身が日本語で歌ってる曲が多くてね。それを日本人の歌手も競って歌ってた。TVの歌番組とかラジオでよくやってたと思う。
そうだね 音楽 映画 ファッション... アメリカ文化がキラキラ輝いていた頃。時まさにBeatlesが世界を席巻する直前だよ。

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そう Beatles爆発の直前って言えば 日本じゃアメリカンポップス一辺倒だったんだ。
Beatlesの衝撃は 語り出したらキリがないからやめておこう)
まずプレスリーがビッグスターで アメリカでも日本でも 歌でも映画でもヒット連発だっただろう。他にもポール・アンカ ニール・セダカなんて若手(今でいえばアイドル)が人気だった。

♪ チューゥチューゥチュレ~ン ナ チャギンダナチュラッ... ♪
英語も知らないくせに聴こえたとおりに唄ってたよ。

ニール・セダカは「恋の片道切符」が日本では大ヒットした。でもアメリカではさほどではなかったという。この人もナゼか 日本(あるいはイギリス)独自のヒットって面もあったらしい。あんな時代 こんな小さな日本も アメリカから見てそれなりの"お得意さん"でもあった点 おもしろいね。

「音楽」が「レコード」として流通してた昔。シングルレコードってのがあってさ 表裏1曲ずつのカップリング2曲で売られてたんだよ。このシングルレコードが音楽商売の主流だった。会社が売りたい(売れそうだと踏んだ)曲をA面として目立つジャケットデザインにして売った。つまりB面はオマケみたいなもんだったんだ。で 「恋の片道切符」はアメリカでは「おお!キャロル」のB面扱いだったというわけだ。

そこで面白いのは この2曲 日本に輸入されて 日本のみ A⇔B 入れ替えて売られたってこと。「おお!キャロル」は明るいメイジャーキィで典型的な循環コードの曲。一方の「恋の片道切符」はマイナー調。きっと 日本のプロデューサーが商売を考えた時 『日本じゃこっちだよな』って判断だったんじゃないかね。もちろんタイトルも日本語にして。
(「おお!キャロル」も日本じゃ大ヒットしたけどね)

さて このボーイハントって歌は そのニールセダカの作品だったんだね。それは知らなかった。というか ニールセダカはたくさん作曲もしてて そんなこと知らなかったよ。単なるポップスシンガーかと思ってたけど この人 けっこうちゃんとした教育を受けてたらしいな。

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コニーフランシスは歌い方に特徴があってね それが日本人に受けたのかなあ。綺麗で伸びのある高音がウリだったんだと思うが そこへ"泣き節"というのか フレーズの入りをシャクリ上げたり 切れ目をフォールさせたりしていた。それに溜息つくように歌ったり メランコリックな節回しだったりも特徴だった。派手なアメリカンガールの明るさと イタリア系だという独特の湿った歌い方を併せ持った感じが日本人にウケたんだろうね。
(そう言えば あのパンチの効いた高音でも裏声は使ってなかったんじゃないか。すべて地声で歌ってたような。だとすればそれも大きな特徴だな)

 

さて このDTMでも もちろんそんな点を再現しようと苦心した。
(ただし日本語ね。Vocaloidはね 英語が苦手なんだな。残念ながら)

歌いだしの ♪ わ~たし~の~...♪

「わ~」を微妙にシャクって 半分からヴィブラートをかけて。
「し~」を微妙にフォールして 「の~」のヴィブラートは100%にして。

フォールの場合は文字通りその音をピッチベンドで下げればいい。気分的にもそれでいい。

ただシャクリの場合 下(-)から基音0へ戻すか
下の音を0として基音まで押し上げる(+)か。
どちらが良い結果なのか 違いはあるのかないのか まだ良くわからない。
それと + ーの分量も良くわからないな。

それ以外の方法は 音符(音程)そのものを変えるやり方もある。

とまあ 一音一音。
うまくいかなかったりメンドクサイかったりするけど 楽しい作業だ。
(誰が聴くんじゃ)

コニー・フランシス - Wikipedia