(Cubase + Vocaloidによるコンピューターミュージック 私家アレンジ版)
Vocaloidの 「シャクリ」や「フォール」といった 歌い方の試しとして取り上げてみました。「ピッチベンド」と 「音符を切り分ける」やり方とを併用しているんですが まだよくわからないなあ。
また別の問題として
Vocaloidは 前の音と次の音との関係で 発音が変わってしまうことがあるんですね。これもやっかいです。
この曲で言うと 2番の歌い出し「あの娘 良い娘だ」の 「の」です。
「あ」とくっついていると ナゼか「の」に聞こえない。しょうがないので「あ」の後ろをちょん切って 「の」との間に空白を入れています。
「あ・の~こ~」
もしかすると文字の組み合わせではなく 音程の前後関係なのかなとも思う。発音記号をイジルのかもしれないなあとも。
この「?」と「?」がくっついているとちゃんと発音してくれない という現象は時々あって 解決法が見つけられないんですよ。
(ま 「わかんないことだらけでやっている」ということでもある)
さて この「リンゴの唄」
第2次世界大戦が終結(日本が敗戦)した年 映画の中の主題歌として発表されたといいます。
国民を励まそうという意味合いで制作されたわけで 当然 歌は明るい(映画は知らない)
しかしあらためて聴いてみると 響きは明るいんですが 意外や 和音がマイナーなんですね。曲は大ヒットしたらしいので やはりこの 楽しげでありながらも哀愁を帯びた響きが 日本人の心にグイっと入り込んだんだろうと思います。
日本人はマイナー調が好きですからね。敗戦日本の打ちひしがれた民衆に勇気や希望を与えるにしても やはり哀愁は必要だった。明るさと哀愁 これが絶妙だったというわけですね。
(サザンオールスターズの曲も 意外やマイナー調が多いんだよね。というより メイジャーの曲でも ちゃんと途中マイナーを挟んでるパターンが多いんだ)